●症状ついて
脳腫瘍は発現した場所によって手術後の後遺症も様々ですが、マッサージ治療が有効なタイプの後遺症としては、機能領域に発現した腫瘍を取り除いた後の麻痺などの運動機能障害や、痺れ痛みなど感覚障害などのものです。
このような中枢神経(上位ニューロン)障害の麻痺の場合は、殆どが経過とともに痙性麻痺となります。
●治療方針
この場合、マッサージ治療として出来ることは、麻痺した筋肉の状態・機能を維持・回復させることや、痺れや痛みなどを低減させることを目的とすることです。
初期の頃などの弛緩性の麻痺の場合は、筋肉に刺激を与え活性化させるために、皮膚や筋肉に対して摩りや揉みこみ振動などのマッサージ刺激を加えます。
筋肉に動きがみられる場合は筋力低下予防や機能改善を考え、体の状態に合わせて運動法なども行います。
痙性麻痺の場合は、緊張して固くなり血流が低下した筋肉に対して、マッサージで筋肉や神経に酸素や栄養がいきわたるように血流を改善し、指圧により緊張した筋肉を緩め、ストレッチや他動的関節運動などにより関節の柔軟性を高め関節拘縮などの予防改善を狙います。
また、指圧やマッサージ治療などは、バーバル・ノンバーバル問わず必ずコミュニケーションが伴いますので、全身マッサージにより滞りがちな全身の血流を良くすることと共に脳循環にも好影響を与えます。
☆是非、指圧・マッサージ治療をお試しください。 |
訪問マッサージ指圧「木下 真一郎」
TEL:03-6379-7501
メール:kinoshiatu@lagoon.ocn.ne.jp
事業所:東京都杉並区高井戸東1-30-15
-訪問マッサージ指圧事業「木下 真一郎」は出張専門事業なので、事業所に施術所は有りません。--
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